「忙しい」と「疲れる」って相関関係がありますよね。忙しいから疲れるし、疲れてる時は忙しい時です。ということは、疲れをとる時間すら無かったりします。
ここでスパッといろいろ諦めて「はい、私いまからエステで6時間コース受けてきます。子どものことは任せた!家事も仕事も後回しだ!」なんて言って飛び出せたら最高ですが現実には無理ですね。スキマ時間に少しずつセルフケアをすることが現実的なところです。
そんな忙しい中でもスキマ時間1分でも効果が十分なツボ押しをご紹介します。手のひらのツボです。エレベーターの待ち時間でもできちゃいます。しかも、この万能のツボはありとあらゆる場所に効果がある便利なツボなのです!
万能のツボ・・・合谷(ごうこく)
いくつもの効果を併せ持っている万能のツボ合谷(ごうこく)。とにかく効果の幅が広いのです。
合谷(ごうこく)の効果
- 肩こり
- 疲労
- 風邪
- 生理痛
- めまい
- 立ちくらみ
- 便秘
すごい万能薬並の効き目です。どうしても手に負えない忙しさで、疲れが取れないときには合間合間でツボを押すだけでこれだけの不調を緩和することができるのです!
合谷(ごうこく)の位置
場所は手の甲を上にして、親指と人差指との間の骨の付け根の部分です。やや人差し指よりの場所をぐりぐりと押してください。
写真にだいたいの目安を書き込んでみました。ふりがな間違えて「ごうごく」って書いてます。 いつか直します(^_^;)
左手のツボを押す時は、右手の親指と人差し指で包み込むように押すと気持ちいいです。人差し指の骨側に向かって押し込むように刺激しましょう。
ツボを刺激する時の効果的な方法
スキマ時間にいつでもツボ押しをしたら良いのですが、より効果的な刺激の与え方があります。少しゆとりがあれば試してみてください。
- 手のひらを温めてから押す
- 入浴後に押す
- ボールペンや口紅のキャップなどで押す
- ツボの部分に米粒を貼る
手のひらを温めたり、入浴後などは、血流がよくなっているので効果的です。爪が長くてツボ押しがしづらい時はリップのキャップなどの先が丸くてツボを刺激しやすいもので代用してもOKです。米粒をツボの部分に貼ると長時間刺激することができ、米粒の上から刺激すると力を入れずに効果的に刺激を与えることもできます。(人に見られると恥ずかしいですが・・・)
お灸を取り入れる
さらに時間に余裕がある場合は、お灸で刺激するとさらに効果的です。合谷の場合は、片手ずつおこなってください。火傷しちゃいます。お灸は5~6分程度でできるので、合谷のツボを左右ともにお灸をするなら15分位でできてしまいます。
夜のリラックスタイムのお供にチャレンジしてみるのもいいですね。
ツボを押さないほうがいい場合
万能のツボはいつでも刺激し続けていたいところですが、押さない方いい場合もあります。
- お酒を飲んだ後
- 怪我や病気の時
- お年寄りや子ども、妊婦など体のデリケートな方
- お灸は空腹時や入浴の前後一時間もNG
ツボ押しは手軽にできるところが魅力です。続けることでどんどん効果が出てくるので、スキマ時間はスマホいじりからツボ押しに変えてみませんか?ハンドクリームをつけながら合谷のツボを押せば、ハンドトリートメントもできて一石二鳥ですね!