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お肌のなぜなに?:お肌の構造から考える見た目のきれいな肌をつくるポイント

アンチエイジング美容コラム
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お肌は生まれ変わると聞くと、少し安心しませんか?皮膚は定期的に生まれ変わっているのです。その生まれ変わりの周期のことを「ターンオーバー」と言います。これは美容雑誌などでよく見かけるキーワードですね。

美肌を追求するために、改めてターンオーバーの仕組みをおさらいします。

お肌の構造は3つの組織で構成

いちばん外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」と分かれています。そのいちばん外側に位置する「表皮」のさらに外側の外気に触れている部分のことを「角質層」と言います。

角質層

手で触れられるいちばん外の皮膚。厚さは0.02mmしかありません。ケラチンという硬くて丈夫なタンパク質と水分で構成されています。外の刺激からお肌を守り、お肌の中の水分の蒸発を防いでいます。

表皮

角質層より内側にあり、真皮の上にある部分。半分以上は水分です。お肌のうるおいは、この表皮の水分量で決まります。日焼けやシミなどの原因になるメラニンは表皮のいちばん底の部分から作られます。

真皮

表皮の下にある部分。コラーゲンやヒアルロン酸で構成されています。

皮下組織

肌というより、肉の部分に近いですね。皮下脂肪などが主体となって皮膚を支えています。

ターンオーバーは周期が違う

表皮の底から角質層までは28日周期

お化粧品などのお手入れでよく耳にするターンオーバーは28日周期だと説明を受けることが多いと思います。このターンオーバーは表皮の底から細胞が変化して、表皮の外側の角質層になり、アカとなって剥がれ落ちるまでが28日ということです。

お手入れや、新しい美容法(ドリンク類も含む)をはじめてから産まれた細胞が、お肌の表面にお目見えするのもちょうど28日後だということです。

ただし、このターンオーバーの周期も年齢によって変わります。加齢とともに周期も遅くなってしまうのです。ターンオーバーを促すお手入れで手助けをする必要が出てきます(ゴマージュ・ピーリングなどの落とすお手入れや、新陳代謝を良くする抗酸化物質の摂取などですね)

真皮のターンオーバーは1~2年

表皮の下にある真皮の部分は異なる周期で生まれ変わっています。その周期はなんと1~2年!かなり長い時間をかけて生まれ変わります。

つまり、真皮にダメージが届いてしまうとダメージが大きいということです。にきびは潰さないほうが良いと言うのは、潰す時に真皮を傷つけてしまう可能性があるからです。もし傷つけてしまうと、1~2年はシミのように後が残ってしまいます。気をつけましょう。

髪も1~2年で生まれ変わっている

髪を伸ばしているからしばらく切っていないという人がいても、実は髪も生まれ変わっているのです。髪の生まれ変わりは真皮と同じく1~2年周期です。真皮とは異なり、生えてくる部分が根本から見えてますので、体調の変化をすぐに反映する部分でもあります。ちょっと徹夜をすると根本が弱々しい毛髪に変わったりします。さらに食事抜きで働いてると白髪になったりします。激務の合間に週末だけ休む生活をしていたら、縞模様の毛が生えたことがあります(笑)確実に体の状態を反映しているのですね。

基本のお肌のお手入れは角質層メイン

見た目の肌ツヤの印象を決めているのは角質層の状態です。つまり、角質層の水分量を適切に保つだけで、きれいな肌の人という印象を与えることができるのです。もちろん、表皮・真皮の状態全てが健全であることがベストですが、毎日のお手入れでケアできるのは現実的には角質層です。

角質層は

  • 皮脂膜
  • NMF(アミノ酸・ミネラル尿素など)
  • 細胞間脂質(セラミド・コレステロールなどのバリア機能)

の3つのバランスが良いと、状態の良いお肌を保てます。NMFの不足を補うには「アミノ酸配合」と書かれた化粧水、細胞間脂質が不足している場合は「セラミド配合」と書かれた美容液などを使うことで角質層の潤いを取り戻すことができます。

皮脂膜は加齢によって失われやすいので、40代をこえたらお手入れアイテムの見直しをしてみてもいいかもしれませんね。

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