冷え対策に一番手っ取り早いのは温まる食べ物を食べることです。これが一番の近道です。
体を温める食べ物を食べることはもちろんですが、とにかく何かを食べるだけで人の体温というものは上昇するのです。ですから、風邪ひきの時に食後に体温を測ると正確な体温が測れないので、測ってはいけません。ズル休みしたいお子さんは食後すぐに測るといいです 笑
体を温める食べ物
なんといってもショウガ
結論、ショウガです。ショウガ以上に体を温める食べ物はありません。温めたいなら、とりあえずショウガを摂りましょう。じゃあ、だからといってよく冷えたジンジャーエールなんか飲んじゃダメですよ。温まる料理でショウガをとりましょうね。
いちばん手軽なのは、生姜湯です。作り方は簡単。
- ショウガとはちみつをカップに入れる
- 温かいお湯を入れる
はい、完成です。市販の生姜ドリンクもバリエーションが増えてきたので手軽にとりいれられますね。自作するなら「金時生姜」を選べば完璧です。温め効果のあう「ガラノラクトン」を豊富に含んでいます。
「まごはやさしい」でからだポカポカ
「まごはやさしい」という言葉をご存知ですか?体にいい食べ物の合言葉です。
- ま・・・豆類
- ご・・・ごま
- わ・・・わかめなどの海藻
- や・・・野菜
- さ・・・魚
- し・・・しいたけなどのきのこ類
- い・・・イモ類
これらが体に良い食品軍で、これらをバランス良く採ると健康に良いというわけです。この「まごはやさしい」はまさに体を温める食品たちなのです。
- 豆
- ゴマ
- 海藻
- 野菜・・・ねぎ・にんにく・根菜類
- 干し椎茸などの乾燥野菜
- イモ類
体を温める食品群と「まごはやさしい」はほぼリンクしているのです。覚えやすいですね「まごはやさしい」
発酵食品を積極的にとる
発酵食品は体をあたためます。手軽に取れるのは、買い置きしておいたヨーグルトや納豆でしょうか。
少し頑張って、味噌汁を作ってもいいですね。個人的には豚キムチなんかもおすすめです。ネギや根菜などの体を温める野菜といっしょに調理をするとさらに効果がアップします。
体を温める食べ方
水分補給を忘れずに
忙しいとついつい水分補給を忘れがちですが、水分を取らないと「血液ドロドロ」状態で、めぐりが悪くなります。マッサージに行くといつも「今日は多めに水分をとってくださいね」って言われますよね。指圧で血液循環を促しているので、脱水気味になるから水分補給をということなのだそうです。
水分補給と言っても、一度にたくさん飲んでも効果は薄いです。こまめにちょこちょこと飲み続けると効果があります。風邪予防にもなるので、マイボトル片手にちびちび飲みをぜひお試しあれ。
よく噛んで食べる
忙しいと、ついつい片手飯で流し込んでしまいますが、浴感で食べると体温上昇にもつながります。一口30回が目安です。
よく噛めば噛むほど、食後の体温が上昇します。なかなか噛むくせがつかない人は、食事のメニューを気をつけるといいです。例えばカレーでも、具材を大きめに切っておくことで野菜を噛まずには食べられず、自然と咀嚼回数が増えます。
具の小さい食事、さらには汁物系は噛まずに流し込みやすいので、そういったメニューを避けるだけでも噛む回数を増やすことにつなげ体温上昇につなげることができますよ。